平成23年度神道青年全国協議会夏期セミナー
8月30、31日、平成23年度神道青年全国協議会夏期セミナーが「教育」～道徳教育の再興に向けて～を主題に、全国107名の神道青年会会員が國學院大學に集ひ開催され、開講式で大野会長が「まともな教育となるやう各会員が奉務神社で教化実践できることを目指し開催する」と挨拶された。
第1講では會津藩校日新館館長・宗像精講師より、「“ならぬことはならぬ”といふ会津の教へ、什の掟など、人間として踏み外してはならない事を現在でも教へ伝へることが大事である」と、我々青年神職へ遺言といふ覚悟で話された。
第2講では義家弘介参議院議員の講演を予定していたが、与党民主党の代表選挙の時期と重なり、萩生田光一前衆議院議員より講演いただいた。萩生田氏は八王子市議、東京都議より教育改革に携はり、福田・麻生内閣では文部科学大臣政務官として務めた経験や、現在の教育制度の問題点などを解り易く話された。
第3講では「家訓づくりプログラム」と題して、公益社団法人・日本青年会議所の「次世代社会創造グループ徳溢れる心醸成会議」により行はれ、各自「家訓」を作成した。
それぞれに充実したセミナーであり、教育について何をしなければならないのか、自ら出来る事が掴めた研修であった。
（栂野高広）
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