平成27年度 神道青年全国協議会 神宮研修会【報告】
3月16日(水)、17日(木)、日本国民の総氏神である神宮と、神宮会館を会場に、10年に1度の「平成27年度 神道青年全国協議会 神宮研修会」が開催され、全国から約250名の青年神職が集い、学びました。
当富山県神道青年会からは尾崎会長以下4名が参加しました。
「神代在今 ~神宮の尊さ、美しさを守り伝へる~」を主題とし、行われた研修会では、第一日目に、
【第一講】 講演「神宮の祭儀について」
講 師 吉川 竜実 先生(神宮権禰宜・祭儀部儀式課長)
【第二講】 講演「神宮宮域林について」
講 師 笹岡 哲也 先生(神宮技監・営林部長)
と、二つの講演があり、
第二日目には、
第一分科会「覚 ~御饌都神の御神徳~」
第二分科会「頒 ~天下漏れおつることなく~」
第三分科会「匠 ~唯一神明造りを支へる心と技~」
第四分科会「伝 ~神宮と式年遷宮~」
第五分科会「繋 ~未来の御遷宮に向けて~」
第六分科会「迎 ~伊勢の神領民取り組み~」
という、六つの分科会での現地見学、パネルディスカッション等が行われました。
第一分科会で受講した私は、豊受大神宮、外宮の板垣内東北隅にある御饌殿で毎日二度行われる日別朝夕大御饌祭(常典御饌)を奉拝し、御垣内や古殿地を清掃、また域内の諸社を巡拝させていただきました。
さらに、本研修会では、久しぶりに会う事の出来た知人も多く、同じ青年神職と雖も、県外の同志と語り合う機会は限られている私自身にとって、またとない機会であり、神宮での「ご神縁」に感謝しております。
(田中天美)
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