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平成25年度 神道青年全国協議会中央研修会に参加して

3月6日、7日の2日間、北海道の札幌にて「国土と国体を守る」のテーマのもとに平成25年度神道青年全国協議会中央研修会が開催され、全国各地より約450人の青年神職が集まり知識の向上に励んだ。

第1講では「日本の海を守る」と題し、東海大学教授・海洋問題研究家の山田吉彦先生に講義いただいた。主に近隣諸国との排他的経済水域や領海についての内容で、日本の海底には多くの資源が存在しており、開発が進むことにより自国のみでの資源の確保が可能になるものも存在する。そのためにも竹島、尖閣諸島、北方領土を守らなければならないと教わった。

第2講では、俳優の津川雅彦先生に「日本の誇り」についてお話しいただき、バブル経済がもたらした財産や裕福さといったものは本来無価値であり、東日本大震災で被災者が見せ、世界中に衝撃と感動を与えた「我慢・忍耐・礼節」といったものが人間として本当に大切なものであると、おっしゃられた。

第3講では、世界100ヵ国以上を歴訪されたジャーナリストの大高美貴先生に国家間の情報戦について講義いただいた。今や世界情勢や国に対する印象は「情報」によって左右され、誤った情報も正しい情報として世界に認識されている事柄も多い。歴史認識などの外交問題においても、日本の正しい歴史を世界中に知ってもらうためにも正しい情報を強く発信し続ける必要がある。また、誤った情報に左右されないためにも正しい情報を見極める力も必要であると再認識させられた。

講義・懇親会で多くの事を学んだ研修会であった。

しかし、帰路にて札幌駅から新千歳空港までの電車が遅れ、飛行機出発の15分前に空港に着くという、昼に食べた美味しいいくら丼の味も忘れるほどの大事件が発生した。

「時間に余裕をもって行動しよう」ということが1番の学びであったと言わざるを得なかった。

みなさんも冬の北海道に行かれる際はお気をつけください…

(野上裕樹)

平成25年度 神道青年全国協議会中央研修会に参加して

研修会場にて

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平成25年度 神道青年全国協議会中央研修会に参加して

参加した会員の面々

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