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「北方領土の碑」における創立六十周年奉告祭並びに北方領土早期復帰祈願祭に参加

7月28日、29日の2日間にわたり、神道青年全国協議会創立六十周年記念事業の一環として、「北方領土の碑」における創立六十周年奉告祭並びに北方領土早期復帰祈願祭に参加いたしました。全国からは神道少年団を含め約100名近い参加(当会から6名)でありました。

「北方領土の碑」における創立六十周年奉告祭並びに北方領土早期復帰祈願祭に参加 北方領土返還要求運動 1日目は、先ず北方四島交流センターにて、ビデオ「四島の海と大地から」を観賞し、歯舞群島の勇留(ゆり)島出身の高橋こうじ先生による、当時の体験や現在の状況など貴重なお話を拝聴いたしました。 「島は北海道だけではなく、日本人我々固有の財産である。当時を体験した人達が亡くなることで北方領土問題が風化していくのではないか。故郷を目の前にして自由に行く事のできない辛さ、悲しみこれはもう言葉にできない」と。

今の日本では有り得ない話かもしれないが想像してもらいたい。故郷が同じようになった場合のことを、悲しさがあふれてくるのは私だけではないはずであろう。

「北方領土の碑」における創立六十周年奉告祭並びに北方領土早期復帰祈願祭に参加 北方領土返還要求運動 そして金刀比羅神社(根室市)にて正式参拝をいたしました。 金刀比羅神社には終戦直後、島の方々が身を挺して奉遷された10社の御神体をお預かりしてあり、例祭日には元島民の方々が祭典を行い早期返還ただひたすらにお祈りしているそうです。 2日目は最東端の地、納沙布岬にある納沙布金刀比羅神社にて、北方領土早期復帰祈願祭に参列いたしました。岬から見える歯舞群島を背にして、参列者一同想い同じく早期復帰の祈りを捧げました。

1泊2日、移動が半分の弾丸ツアーではありましたが、初めて北方領土を見てここがその北方領土なのだと実感することができました。 教科書、ニュースなどで知っているであろう問題、街でみかける返還要求運動。今までそれとなく見たり聞いたりしてきたが、やはり現地に行くことが1番ではなかろうかと思った次第であります。現地に行くことでしか分からない事、感じる事、色々あるはずです。そういう人達がもっと増えることで、北方領土早期復帰が可能なのではないでしょうか。これだけではなく、様々な問題に対して、神主としてもちろんのこと、まずは一人の日本人として、しっかりと行動をすべきだと感じさせてくれた、すばらしい研修であったと思います。

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