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一、主 催 神道青年全国協議会
一、主 管 北陸神道青年協議会
一、担 当 富山県神道青年会
一、期 日 平成13年2月22日(木)-23日(金)
一、会 場 富山国際会議場
二日目研修会場は富山第一ホテル
一、主 題
日本の進む道
東アジア諸国の歴史と現状・蜃気楼の彼方に見える光と影
一、趣 旨
遠つ神代の古より我が国は、大陸の様々な文化を取り入れ、世界にも誇る独特の伝統文化を育んできた。そして長い歴史の中で、東アジア諸国と友好的な交流を重ねてきた。近年も韓国、中国、台湾などで、日本から発信された文化が一大流行となったと耳にする事も多い。
しかしながら一方では、それらの国々と幾度か激しい戦ひの爪痕を刻んできた歴史も厳然として存在し、米ソの冷戦が終結した現在に至っては、日本を含む東アジア周辺は世界的に見ても軍事的、政治的不安要因を数多く抱へてゐる地域である。テポドンミサイルを配備する北朝鮮、核を保有する中国の脅威、新総統体制となった台湾と中国との緊張の高まり、我が国の内政に干渉する中国、韓国等がそれである。
今回中央研修会を主管する北陸地区は、特に北朝鮮による日本人拉致問題や、国籍不明船の日本海領海侵犯などの被害を実際に受けてをり、また全国の半数近い二十二基の原子力発電所が集中し、テロの標的となりかねない危険性を孕んでゐる。かうした問題に関して、非常な危機意識を抱いてゐる者は一部に過ぎず、大多数の国民は祖国防衛意識が決して高いとは言へないであらう。ましてや日本の危機管理体制は、万一の軍事的暴発に対し、即応できないばかりか、即応を許さない状況にある。
国際化が声高に叫ばれる現在、隣接する諸国が互ひの歴史と伝統を尊重しあふ友好的な関係を築くために、我々青年神職は一国民として、祖国防衛について、またこれらの国々の歴史と現状について正しく認識する事が重要であると考へる。そして真の平和主義とは、如何なる時でも平和を守るために戦ふ覚悟と準備が必要である事を広く啓発しなければならない。日本が抱へる国防及び国際政治問題についての課題を明らかにし、これら諸問題の平和的解決への方向を探る事を、本研修会の目的とする。
一、研修内容(予定)
『第一講』講義 | |||
講 師
西岡 力先生(現代コリア編集長) |
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演 題
激動する朝鮮半島と日本の対応 |
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講師略歴
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『第二講』講義 | |||
講 師 黄 文雄先生(評論家、中国研究家) |
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演 題 台湾、中国の政治的情勢について |
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講師略歴
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『第三講』講義 | |||
講 師 佐々 淳行先生(評論家、元内閣安全保障室長) |
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演 題 日本の危機管理体制について |
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講師略歴
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