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知ろう 学ぼう 米づくり

知ろう 学ぼう 米づくり

皆さんは「米づくり」について、どれほどご存じでしょうか?

富山県神道青年会では会創建65周年(再建45周年)を記念して「献穀田」の事業を行っています。 5月の「御田植祭」で田植えをし、9月の「抜穂祭」でお米を収穫して、伊勢の神宮、明治神宮、靖国神社などに献上する事業です。

毎日食べているお米ですが、実際に「米づくり」を体験してみると、意外にも知らないことが沢山あります。
米づくりについて」「農家の方々の苦労や喜びについて」私たちと一緒に学びましょう!

●更新情報
9月05日  「稲の生育」田んぼの風景(8月) を更新しました。

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種を蒔く

4月上旬。まずは健康な「」を育てましょう。
育苗(いくびょう)箱に「床土(とこつち)」を詰め、稲の種である「種籾(たねもみ)」を蒔きます。

昔から「苗半作(米の出来の半分は苗で決まる)」という言葉があるように、良い苗を育てることは米づくりの大切な要素といえます。
農家の方にとっては、良い種、良い土を選ぶところからすでに準備が始まっているのですね。

それでは、苗が元気に育つことを祈りましょう。

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苗の様子は・・

5月上旬。苗たちは健康に育っているのでしょうか?

田植えまでの苗はとてもデリケートなので、丈夫に育てるには、厳しい温度管理や水の管理が要求されるそうです。
プロの技の見せ所といえるでしょう!

同日には「耕起(こうき)」も行われ、いよいよ田植えの準備が整ってきました。

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田んぼの土づくり

苗の種蒔きからおよそ1ヶ月後。いよいよ田植えの時期を迎えます。
大事な苗を植える「」をつくるために「耕起(こうき)」「肥料散布」「代掻き(しろかき)」を行います。

このように多くの工程を経て、田んぼの準備が整います。
良い米づくり」をするためには、その下地になる「田んぼの土づくり」も重要なのですね!

これで「苗の準備」、「田んぼの準備」ができました。次はいよいよ・・

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田植え

田んぼの土づくりを終えて数日後。ついに「田植え」に入ります。

写真のように、今日では「田植え機」を用いた田植えが一般的です。

手植えでは1人で1日に約10アール(1アール=10m×10m)ほど植えるのがやっとなところを、 田植え機を使えば、2人の組作業で1日に2ヘクタール(1ヘクタール=100m×100m)くらい植えることができるそうです!

ちなみに当会の「献穀田御田植祭」(詳細は こちら )では、神事の中で昔ながらの手植えを行いました。

足を取られる中、始終中腰の姿勢・・。田んぼに一列植えることを考えただけで腰が痛いです!
米づくりにおける、昔の人のご苦労には、本当に頭が下がります。 感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。

田植えが終わり、次は稲の生育に注目していきたいと思います。

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田んぼの風景(5月~6月)

田んぼの風景って本当に綺麗ですよね?
ここからは、田植え後の稲の成育状況を観察していきたいと思います。

こうして写真を羅列していると、勝手に大きくなっているような感じを受けますが、農家の方はほったらかしにしているわけではないのです! 稲を丈夫に健康に育てるには、こまめな「水管理」が必須です。
6月の中旬から下旬、穂の数と同じくらいの数に株分かれしてきた頃には「中干し(田んぼの水を抜いて土を乾かすこと)」の時期です。

また気温が高くなるこの頃には、雑草が次々生えてきますので、「除草」作業が欠かせません。

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田んぼの風景(7月~8月)

7月。中旬には富山でも梅雨明けを迎え、本格的な暑さが到来します。

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