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東日本大震災復興支援活動(5月)

5月21日(月)、福島県南相馬市にある民家の後片付けを行いました。 この場所は福島第一原子力発電所から20km圏内にあり、本年4月16日(月)より警戒区域が解除され、ようやく支援始められました。
現場へ向かう途中はどこでも見る景色でしたが、20km圏内に入ると「震災当時のままか!?」と感じさせるような風景が広がっており、言葉を失いました。

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瓦礫の中を抜け、活動場所である民家に到着。家の周りにある側溝の泥だし、草刈りを行った。

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側溝の蓋をあけ泥を出すのだが、溝に砂が溜まってそれが糊状になっており、あけるだけでも一苦労であった。午後4時までの限られた時間であったが、当初の目標を達成する事が出来、依頼主に笑みを見て疲れが癒された。

最近、被災地の現状はあまり報道されず、忘れかけている気もするが、まだまだ復興の道は長く険しいものだと感じた。

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瓦礫が無くなった、物が新しくなった、それが復興ではありません。被災された方が心から笑える日を迎えるまで、復興支援活動は続きます。現地に行く事も大事ですが、家族が大事、友達が大事、私たち日本人が失いかけていた「こころ」を取り戻すきっかけになったのも事実です。 自分自身もそれを忘れることなく、10年20年後も同じ気持ちを持ち続け、氏子の方々にも同じように感じて頂く。これこそが「日本の復興」であると信じてやみません。(林貞文)

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