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水無月一六会

6月9日(土)、馬に親しむ事を目的に、射水市・下村馬事公園にて、毎月恒例の一六会を開催致しました。 当日は、小雨の混じる生憎の空模様ではありましたが、私達の〝祈り〟が通じたのか、無事に開催の運びとなりました。また、乗馬というと「馬は暴れたりしないだろうか?」と不安は尽きませんでしたが、森講師の明確なご指導のもと、会員皆が事無く、体験を終える事が出来ました。

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雨に見舞われた今回の乗馬体験ですが、「馬」と「雨」との面白い関係を示す記事があります。それは奈良時代の史料に「幣帛を四畿内の群神に奉る、その丹生河上の神(=雨乞いの神)には黒毛の馬を加う、旱(日照り)すれは也」と見えるもので、日照りし、雨が欲しい時には黒毛の馬を奉ったというものです。逆に、晴れて欲しいときには白毛の馬を奉ったと言います。 確かに、神様から雨をいただかないと、お米をはじめとし、豊かな稔りがなくなります。

今日、私達は水道を捻るとすぐに水が出ます。また、何か催し物があると「私は雨男かな」「私は雨女かな」と言い、私がいるから雨が降るんだという事もいいます。しかし、古代においては馬を捧げて、神様に祈って雨・水を左右していたわけです。そういう意味でも、今回は「馬」との関わりならではの天候だったのかもしれません。(田中天美)

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